01「こんにちは」
日記を書きます
こんにちは。このページを開いていただき、ありがとうございます。
このブログでは、はてなブログのサービスが続く限り、備忘録的に日記を書いていこうと思います。
なぜ日記を書くのか
私は普通の大学生で、ほぼ毎日、紙の日記を書いています。一日の終わりにその日あったことや考えたことをなんとか思い出し、眠い目をこすりながら書く日記は正直面倒なものです。私もしばしば、サボりそうになります。
しかしそれでも私が日記を書く理由は、読み返す楽しみがあるからです。内容で抱腹絶倒、最高( ´艸`)…という意味ではもちろんなく、日記に現れる「過去の自分」の存在が面白いのです。
学校を楽しんでいる自分や休みたがっている自分。やる気のある自分やすべてを投げ出したくなっている自分。センター試験直前で妙に余裕な自分、と思えば二次試験を不安に思う自分。
確かに自分ではあるが自分でないような過去の自分、そしてその自分が書いた文章を読む今の自分。日記を読み返すというのは自分と自分が出会うような、とても奇妙な行為です。
そして日記ほど身近でリアルな文章はありません。今までの記憶を整理し、人生を振り返るうえで最高の道具です。
ただ前々から私は日記には大きな弱点があると思っていました。それは、日記には自分の存在あるいは自分から見た他者の存在しかなく、読む人も自分しかいないということです。一個人の日記なので当たり前ではあるのですが、これでは自分による自分のための自己満足にしかなりません。
以前まではそれでよいのだと自分に言い聞かせていたのですが、この毎日の頑張りがだれにも評価されないのは残念な気がしてきました。
そこで、「日記をインターネット上で書いて自分の考えや趣味に他の人を巻き込もう」というのがこのブログの趣旨です。私が自己満足的に書いた文章によって、他の人や社会に少しでも影響を与えたいのです。
それからブログという他人の目に映るところで日記を書くことで、日記の内容を妥協しない、すなわち充実した1日を過ごすようになるのではないかという期待も込めています…。
ということで
2021年1月10日
今日、私は1日中家にいました。私の住む地域では現在、雪が降り積もり、道が凍っています。なのでどうしても家から出る気が起きませんでした。
せっかくなので前々から放置していたブログを更新することにしました。文章を考えるのは昔から好きでした。
まず書き出しを考えました。「こんにちは」
「こんにちは」?
非常に久しぶりに使いました。最後に発声したのはいつだったでしょうか。先々月、買い物に行った先で大学の教授と出会った時に使った記憶があります。
以前から不思議に思っていたのですが、親しい間柄にある人に「こんにちは」と挨拶することがないのはなぜなのでしょうか。「こんばんは」もあまり使いませんね…。唯一「おはよう」は家族や友達にも使う気がします。「おはようございます」にすると知らない人にも使えますね。
少し考えました。「おはよう」は朝起きてすぐ使う、すなわち同じ家に住んでいる人に使うので、親しい間柄の人に向けても使われるようになったのではないか。
確かに「こんにちは」や「こんばんは」は一緒に生活している人には言いません。常に存在を認識しているので改めて挨拶する必要がないからです。睡眠によって意識から外れた他者の存在を改めて感じた時に「おはよう」と人は言うのでしょう。
また「こんにちは」「こんばんは」の由来はおそらく「こんにちは(今日は)orこんばんは(今晩は)ご機嫌いかがですか」だと思われます。親しい人の機嫌を伺うというのは何か変な感じがします。目上の人や知らない人には気を遣うので「こんにちは」「こんばんは」と自然に言えますね。
ここでふと、日本語以外の言語では、挨拶はどのように使い分けられているのだろうかと疑問に思いました。例えば英語なら、日本語で「こんにちは」と言いたいとき、「Hello」というのでしょうか。
海外ドラマで家族に対し「Good morning」と言っているのは見たことがありますが「Hello」はないように思います。日本人からすると「Hello」にはだいぶフランクな印象がありますが…。
今日の1曲
私の日記ではいつもその日ごとに1曲選んで、メモしています。読み返したときにその日の感情や体調がわかって面白いのです。
今日はちょうどよい曲がありました。oasisの2ndアルバム1曲目「Hello」。
この曲の好きなところはイントロのうるさい感じと歌詞です。素晴らしいメロディーに乗せて、「誰も教えてはくれないが、人生はゲーム、天気によって左右される(意訳)」と歌われると納得せざるをえません。私は降りしきる雪のおかげでこうしてブログを書いているわけですから。
そして歌詞の中で曲の主人公「I」に「Hello」と言っているのは家にやってきた「The Life I Knew」、すなわち「I」の今までの人生です。
過去の自分が家にやってきて、まるで知らない人のように「こんにちは」と言われる。それはまるで日記を読み返す行為のことのようです。奇しくもこのブログの最初とつながりました。
さて、ここまでいろいろ挨拶について考えてきましたが、私の知りうる限り大学生が最も多く使う挨拶は「おはよう」でも「こんにちは」でもなく、「お疲れ様です」です。
これは同学年だけでなく、先輩後輩、教授、バイト先の人にも、24時間使える挨拶です。きっと社会に出てもそうなのだと思います。
常に疲れていると思い、思われている大学生や社会人。少し悲哀を感じますね。
おわりに
こんな感じで、その時に考えていたことや読んでいた本、聴いていた音楽など、日記の内容はとりとめのないものです。
でも、ぜひ読んでください。そして感想を頂ければと思います。